Yosemite Falls Trail

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アメリカ赴任一周年を勝手に記念して、Half Domeの登頂を初夏頃から模索していた。しかし、Half Domeに登るにはPermit(許可証)を取らねばならない。許可証と言っても、一日の登頂人数が制限されているわけで、その人数を超える希望者がいる場合は抽選となるというもの。応募資格に特にハードルがあるわけではないので、まさに運が左右する。この抽選の仕組は、毎年3月ころにそのシーズンの全体的な募集がかかり、希望者が枠を超える場合は抽選となる。それ以降に申し込む場合は2日前にオンラインでの抽選申し込みがオープンとなり、当選発表は翌日。つまり前日にしか当選可否がわからないのである。仕事との折り合いをつけながら挑むこと10回。えぇ、10戦全敗ですとも。土日は数百倍の倍率になるときもあるようで、平日も休みを取る前提で何日かチャレンジしたけどこれも全戦全敗。シーズン終了は10月10日ともうスケジュール的に厳しくなってきたので、Half Domeは今年は諦めてその代わりにEl Capitanにチャレンジすることにした。当然クライミングではなく、Yosemite Falls Trailからの巻きである。

自宅からYosemiteまで約4時間弱。2:00am前に自宅を出発し、現地に5:30amに到着。Day useの駐車場が6:00amからしか停めれないので45分ほど支度をして、6:15amに出発。Trail head(登山口)の近くの駐車場に停めれたのがラッキー。

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まだ夜明け前であたりは暗い。気温も3℃ほどなので、ヘッドライトとダウンを着込んでのスタート。目指すはまずはTop Yosemite Fall、その後El Capitanを目指す。El Capitanの手前のEagle Peakで6マイル(約9.6km)、El Capitanまでは片道7.4マイル(約11.8km)という長丁場だ。

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出だしはいきなりのスイッチバック(つづら折り)の連続。燕岳の出だしに似ている。おまけに乾燥しているせいか、下がところどころ砂地のところがある。これがまたえげつない。砂に足を取られて通常のガレ場よりもしんどいったらありゃしない。

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だいぶ太陽が昇ってきて谷全体が見渡せるようになってきた。

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THを出発して約45分。Columbia Rockに到着。ここからHalf Domeが綺麗に見える。THから気軽に来れるので観光がてら来た場合はここまで登って引き返すだけでも価値はあるかもしれない。

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Topの写真もここColumbia Rockで撮影。Half Domeのアップがこちら。Half Domeは午前中は逆光となってしまうが、日が昇る前は青みがかって見える。それがまた神秘的。

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Yosemite Valleyも早朝は静かなもの。週末の昼前後は観光客の車で溢れかえってしまうのだが。

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Columbia Rockから少し足を進めるとついにYosemite Fallが姿を現すのだが、、、やはりというか、水がない。。予想通りではあるのだが、それでもやや残念ではある。ただ、岩に水の流れを彷彿とさせる跡が残っているので脳内CGで水量最大のイメージをしながら近づいていく。

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ついに朝日がHalf Domeから昇ってきた。谷が朝日に照らされる。

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 巨大な壁に沿って、ここから無数のスイッチバックが復活。一気に高度を稼ぐ。

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このあたりから足元にデカボックリが転がり始める。これ、棘があって何気に拾い上げると痛い目にあう。

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8:30am、Top Yosemite Fallに到着。ここから少し下って展望ポイントまで移動。

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Yosemite Falls上部はこんな感じで割りと広い。ここを崖に向かって進み、少し下ったところが展望ポイント。

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真横はすぐに崖。ややぐらつき気味の頼りない鉄パイプの手すりのみ。

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最後のひと押しが更に怖い。この日一番乗りで誰もいなかったのが幸いか。改めて高所恐怖症であることを実感。

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眺めが素晴らしい。正面にSentinel RockとYosemite Valleyが眺望できる。

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やはり高度感は半端ない。かろうじて柵があるものの、一歩踏み越えると断崖絶壁。

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そんな断崖絶壁での燃料補給はもちろんCLIF BAR。期間限定のアイスクライミングver.を買ってみた。SPICED PUMPKIN PIEという極めて怪しい響きであるが、期待を裏切らない微妙な味わいであった。ちなみにCLIFとは崖のCliffから引っ掛けているのかと思いきや、創業者のCliffordにちなんでいるらしい。しかも、CLIF BARサイクリングから誕生したとのこと。パッケージがクライミングであるところを見ると、やはりCliffに引っ掛けているのか・・・。

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登り返しは崖下がよく見えるだけに更に怖い。まったくロッククライミングをこの高度で楽しめる人の気が知れない笑。

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 本来であれば、轟音を轟かせながら勢い良く水が流れているであろう滝の始点。今は見ての通り、水たまりしかない。

ここまでは体力的に余裕あり。滝が枯れているのが残念極まりなかったので、次回は春先に来よう。

Trail Head 6:15am -> Columbia Rock 6:57am -> Top Yosemite Fall分岐点 8:27am -> Yosemite Falls Overlook 8:39am

El Capitan編へ続く。To be continued.

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