雨の木曽駒ケ岳

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7/21-22、木曽駒ケ岳。初の中央アルプス。


もともと7/14-15に唐松岳でテント泊を予定していたが、生憎の天気でスルー。そして今週末、リベンジをかますべく天気予報とにらめっこの日々が続いたが、祈りも虚しく梅雨明け宣言直後の梅雨空で断念。。。
でも、先週ほどは荒れなさそう。リスク最小限で雨の日のテントも経験しておいたほうが良いだろうということで最近気になっていた近場の木曽駒ケ岳に行ってみることにした。
7/21(土)、ちょっと遅めの4時半起床。5時半発。途中でテント泊デビューの相方を拾って、9時過ぎに菅の台駐車場着。1回500円で1泊もOK。天気は曇。一般車両は通行禁止なのでこの駐車場からバスとロープウェイで駒ヶ根ICから数分のところに駐車場が。。近い。
バスに揺られて、連続ヘアピンカーブで胃液をいい具合に混ざり合った頃、まさかの土砂降りに。。雲を抜ければピーカンさ!と藁をも掴む思いでロープウェイに乗車。時刻は10時半過ぎ。観光客はちらほらいるものの登山者は少ない。今の季節は普段だったら満車のロープウェイも、人が少ないので快適なのが余計に寂しい。一気に高度を稼ぐも雲を突き抜ける様子もなく、結局、願いは叶わず千畳敷の駅も下と同じ土砂降りだった。。。
しばらく呆然と外を眺めた後、これはいかん!とレストハウスでコーヒーを飲みながら判断会議。雨のテント泊のめんどくささを知らない我が相方。リーダーが撤退と言ったら撤退だ!に傾きかけたところで、ガスが晴れて稜線がちらっと見える瞬間にKO。やがて計画はGOに。テン場まで2時間。12時、雨具フル装備で千畳敷駅を出発。
普段なら登山者や観光客で渋滞する八丁坂もスムーズに進む。ずっしりと肩と腰に乗っかるザックさえなければ。。と言っても、30分そこそこで稜線に到達。天気は変わらず雨。宝剣山荘で小休止して、頂上山荘を目指す。
途中、中岳と経由して、14時、もう頂上山荘に到着。体力は10%も減ってない?だからこそ、ここにしたわけなんだが。
早速テント泊の受付けをするものの、雨が止む気配はないので小屋でちょっと休ませてもらう。ちなみに中央アルプスでテント泊ができるのはここだけ。だからなのかわからないが、1泊の幕営料は800円。しかも1幕ではなく、1人。ちょっと高め。その分、トイレと水はご自由になので特に不満はないのだが。
雨の止み間でテントを張って雲が切れるのを待つも、結局雨は止まず。
そんな時は食べるしかない。

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焼き鳥ネギ塩チャーハン。
アルファ米に塩ダレ焼き鳥の缶詰と刻みネギとごま油を加えて塩コショウ。超簡単。予想以上にうまくてこれからの定番になりそうな予感。

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こんがり焼いたウインナーとチーズとワイン。
19時頃就寝。22時頃にトイレに起きた時、雲の切れ間から満点の夜空を見上げることができた。三脚セットして長時間露光をトライしてみるものの、すぐにガスってしまい失敗。。パラパラと雨の音も心地よく、明日への期待が膨らみながら夜も更けていく。。。
2日目、4時過ぎにテントから顔を出してみるものの、完全に雲の中。日の出は諦めて二度寝に入る。6時に再度起床。雲の切れ間から山容が顔を出しており、慌ててテントから飛び出る。扉写真が中岳を望むそれ。
昨日に比べるとちょっとは天気が期待できそうだ、ということで早速朝食に。

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試作通りに。
タッパーに入れておいた食パンを冷蔵庫に忘れる失態。出かけにコンビニで買った8枚切りはザックの中でプレスされ、紙切れのように。味は最高、見てくれは最悪なのでこれ以上の写真はなし。

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エノキとシイタケとソーセージのバター炒め。
バターの重さがボディブローのように効く。
雨でベタベタのテントを撤収し、8時に山頂山荘出発。

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朝露に濡れるコマクサ。高山植物の保護地区になっており、なかなか近くで見れない。咲いている密度も近さものほうが圧倒的に良かった。

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岩の隙間から乗り出すように咲くミヤマダイコンソウ

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チングルマ

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20分後、駒ケ岳(2,956m)登頂。さすが百名山。こんな天気の朝一にも関わらず、続々と登山客、観光客が登ってくる。
写真撮影も順番待ちの状態なので、三角点にタッチしてそそくさと下山開始。

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ミヤマシオガマ

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山頂直下から中だけを望む。こういうダイナミックな雲の動きが見れるのはこういう天気の特権。

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ミネズオウ

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チングルマ

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イワウメ

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ヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)
木曽駒ケ岳の固有種。スイスではエーデルワイス。

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朝露に濡れるイワツメクサ

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こんな感じで高山植物全盛の時期。天気さえ良ければマクロ持っていったのに。。。

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中岳から木曽駒ケ岳、頂上山荘を望む。残念ながら山頂は雲の中。

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渋滞中の八丁坂。これが今のシーズンの本来の姿か。

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八丁坂から宝剣岳を望む。ようやく晴れ間が!

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千畳敷カール。このあと再び雲の中へ。
久しぶりの雨の中の山歩き。登山というよりはキャンプに近い内容だったが、いろいろ収穫もあり意外に楽しかった。木曽駒ケ岳は百名山の上にアクセスが良すぎる。次はハイシーズンを外してゆっくり行ってみたいところ。そして雨の後に待つのはびしょびしょに濡れたテントや雨具。アパート暮らしだと1枚1枚しか干せないのでこれが辛い。。
でもやっぱり夏山は晴れないと!次回に期待。

4 Comments

  1. Reply
    ヨウメイ 07/24/2012

    土曜は生憎の天気だったね。
    中央アルプスは詳しくないから知らなかったけど、
    二時間でテン場なんだ。
    それでその雰囲気はなかなかステキですな!
    でも福井からだとちょっと遠いか・・・。
    我が家は年一回程度だけど、ぜひ相方さんといろいろ
    テン泊山行楽しんでください!

  2. Reply
    ワリエ 07/26/2012

    朝露に濡れるイワツメクサ
    キレイだね。
    こぼれそうなしずくがなんともいえん。
    焼き鳥ネギ塩チャーハンおいしそう♪
    早速作ってみるわ。
    山より食欲か。

  3. Reply
    ryo 07/27/2012

    >ヨウメイさん
    あいにくも生憎。敢えて突っ込んだ勇気を称えてください。立山の雄山みたいな感じです。ロープウェイで2600くらいまで上がってちょい上り。欠点は混むことでしょうか。
    今年の夏はまだまだ始まったばかりですぜ!

  4. Reply
    ryo 07/27/2012

    >わりえさん
    そうそう、雨と朝露でプリップリに水滴蓄えてますから!マクロレンズを持っていかなかったことが相当悔やまれます。。
    ねぎ塩チャー、いけますよ。超簡単な割にうまいです。
    そうです、全ては”欲”から始まります。人間だもの。

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