SOMA Fabrications “Fog Cutter” – クロモリ回帰

はい、またしても新しいフレームです。人生初の初代ロードバイクに還って、真っ赤なクロモリです。

SOMA Fabrications “Fog Cutter”

Lynskeyのチタンバイクを乗り始めてから約3ヶ月。走行距離でおおよそ500kmを越えてきたところで少し立ち止まってみる。その間、ずーっと喉に刺さった小骨のように引っかかっていることがあります。今までクロモリを10年以上乗ってたからなのか、なんか乗り味がしっくりこないと言うか、思ってたのと違うというか。。。ペダルを強く踏み込む際にフレームがたわんでいる(しなるのとは少し違う)のが体感的にわかるのが気持ち悪く、剛性が高いので戻りは早くキビキビしてるのですが、どうもそれが慣れない。それが原因か否か、何度乗ってもその違和感が抜けない状態に陥ってしまいました。たかだか数ヶ月しか乗っていないし、距離も500kmそこそこなので、もう少し乗ってみたら慣れるんじゃないかと何度も思いました。思ったんだけど、、、例えるならば「元カノと未練タラタラで別れて新しい彼女と付き合ったけど、やっぱり元カノが忘れられなかった」とでも言いましょうか。そんな優柔不断のダメ男であるがために、いろいろと考えた結果、小骨が刺さったまま悶々と乗り続けるのも精神衛生上よくないという理由を建前に再度フレームを選定し直すことを決意。チタンのフレームが全部そうなのかどうかはわからないけれど、素材としてはやはりお気に入りだし、合わなかったのがとても残念。。。Lynskeyのフレームに全く罪はございませんが、ドナドナすることに決めました。先代の破損により、少しフレーム選びに焦っていたというか、やはり試乗も現物チェックもなしに購入するのは少々無謀だったのかもしれません。自分でちゃんと選んで買ったのは、振り返れば2004年まで遡るので、実質今回は初めてだったと言っても過言ではない。そういう状況もあり、次こそは!という意気込みで入念な下調べと足でショップを回って最終的に決めてきました。

さて、今回は久しぶりに真っ赤。SOMAはSanFranciscoで生まれたバイクブランド。地区の名前がルーツであり、そのSoMAは”South Of MArket”略で、Market St.の南側、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地AT&T Parkの近辺のエリアのこと。ここは再開発地区でもあり、荒廃した町工場や倉庫を行政が支援しながらリノベーションして、ベンチャー企業や、カフェ、雑貨屋、もちろん自転車ショップも多数と、近年勢いを増している地域でもあります。元々が荒廃した地域だったために、今でも治安面を不安視するコメントをよく見聞きしますが、個人的には昼間はそこまで危険というわけではないと感じてます。(と言っても路地一つ変わるだけで空気も一変するときもあるので、絶対だとは言い切れませんが。。。危険地区として名高いテンダーロインも近いですし。)

その名前を冠したバイクブランドSOMA Fabricationsの”Fog Cutter”。寒流の影響で霧の多いサンフランシスコに因んで、またゴールデンゲートブリッジの色と同じ赤いフレーム。まさにサンフランシスコそのものを凝縮したデザインと言っても過言ではない(と思っている)。シートチューブの灯台のロゴが何気にお気に入り。その赤もRosso Redと言ういわゆるスポーツカーのレッド。フェラーリやアルファロメオのレッドに近い色で綺麗な発色です。真っ赤ではなくやや朱がかっているのがゴールデンゲートブリッジにマッチしているのかもしれません。先先代のLemond BikeのPopradでオレンジフレームだったものを、先代のLynskeyで青寄りに寄せてみたものの、今回改めて暖色系に回帰。実はPopradの前の世代、自分にとって最初のロードバイクはJamisのAURORA 2004でこちらも赤いフレームだったのです。購入の数年後に後方から車に突っ込まれるという事故があり、あえなく破損によりそのまま廃棄となってしまいましたが、今となってはまだロードバイクが今ほどブームになっていなかったため、バイトで貯めたお金を持って大阪まで買いに行ったのを覚えています。あ~懐かしい話だなぁ。

嗚呼、懐かしき初代RB “Jamis AURORA 2004”

話は逸れましたが、実際に店舗で現物見たりサイズチェックもさせてもらえたのでこれに決めました。クロモリはタンゲのプレステージで生産国は台湾。Designed in San FranciscoでMade in Taiwan(自転車の場合はwelded in Taiwanか)ということですね。Independent Fabrications(IF)やStinner Frameworksなどクロモリを扱っているMade in USAのビルダーも多数いるのでそれも検討はしてみたものの、完全に予算オーバー。チタンバイク以上の値段をクロモリには出せません。むしろLynskeyよりも高い。品質面ではひとつひとつ手作りのビルダーのフレームよりも、製造業として品質管理が成熟されている(と思われる)ある程度規模のある生産メーカーのほうが良いのではないかという屁理屈をこねて、自分を納得させたわけであります。

フレームサイズは51cm、下から二番目のサイズ。シートチューブがやや立ってますがフレームサイズからしてこんなもんでしょう。フレームはクロモリですが、フォークはカーボン。と言ってもコラムはアルミなのでなんちゃってカーボンフォークですがね。。以前はディスクロードという分類がなかったのでディスクブレーキを選択したいとなるとシクロクロスの一択だったものが、今ではグラベルロードやディスクロードなど嬉しいことに選択肢が広がっている。ここ最近の自分の走り方を顧みて、ロングライド向けだけどスピードも多少は攻めたいということで、ロードのジオメトリに近い、かつホイールベースがやや長めのこのフレームにしました。

早速組み上げと行きたいところですが、リアのディスクブレーキのマウントが微妙に平行が出ていなくて、フェイシングのため数日入院中。

Labor dayという数少ないアメリカの祝日も、悲しいかな自転車とは無縁で終わってしまいました。今年は厄年か。。

2 Comments

  1. Reply
    ヨウメイ 09/06/2017

    うわっ。びっくりした~。
    そうかチタンはドナドナしたんだ。
    まあ、見た印象はマッチョだったんで、いままでのRyo君のイメージとは違うなとは思ってたけどw

    で、SOMA Fabrications。
    良いねぇ、というか私も欲しいメーカーの筆頭ですよ。
    ハンドルやラック等のアクセサリーも個性的なものがあって面白いよね。
    先日もスタニアンって少し前のクロモリフレームが中古で出ていたので真剣に迷ってました。
    もし将来SOMA被りしてもご容赦ください(笑)

    初代のロードはJamisだったんだね。
    当時はまだJamisのロードは無名だったのでは?
    Jamisにも気になるバイクが幾つかあります。

    新しいバイクが組み上がるの楽しみにしてます!

    • Reply
      ROHT 09/08/2017

      チタンはダメでしたね~。自分でもびっくりするくらい早い決断でした。やっぱりクロモリが落ち着きます。
      SOMAご存知でしたか。さすが。アメリカの旅自転車と言えばSURLYに次ぐ知名度でしょうか。SOMAはピストのほうが知名度はあるかな。SOMA被り、Welcomeでございます!

      実は昔2年ほどJamisに乗ってました。当時は自転車の「じ」の字もわからないまま乗ってたのが懐かしいです。NOVAとか、クロモリの痒いところに手が届くラインナップがあったんですよね。今のJamisはかつてと少しテイストが変わってしまってるみたいですが。

      短期間での買い替えのため相方の厳しい視線を避けながら、スキマ時間でぼちぼち組み上げて行きます!(笑)

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